廃プラスチック
高い減容率で廃プラスチックの処理コストを削減
廃プラスチックの有効利用率の低さや海洋プラスチック等による環境汚染は世界的な課題になっています。2013年時点では、日本の廃プラスチックリサイクル率は約25%、熱回収率が約57%、未利用・焼却埋め立てが約18%となっています。
中国における廃プラスチックの輸入禁止措置やEUのプラスチック戦略をはじめ、世界でもプラスチックの資源循環への関心は高まっています。
そのような中、日本では令和元年にプラスチック資源循環戦略が発表され、マイルストーンとして下記が示されています。
リデュース | ・2030年までにワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制 |
リユース・リサイクル |
・2025年までにリユース・リサイクル可能なデザインに ・2030年までに容器包装の6割をリユース・リサイクル ・2035年までに使用済プラスチックを100%リユース・リサイ クル等により、有効利用 |
再生利用・バイオマスプラスチック |
・2030年までに再生利用を倍増 ・2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入 |
この戦略によれば、2035年までに使用済みプラスチックは100%リユースまたはリサイクルすることが掲げられています。
ひとくちに廃プラスチック(廃プラ)といっても、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテフタレート)、ABS、PS(ポリスチレン)、EPS(ビーズ法発泡スチロール)、PMMA(アクリル樹脂)、PC( ポリカーポネード)、PA(ポリアミド樹脂)、POM(ポリアセタール)、PTFE(フッ素樹脂)等さまざまな種類があります。一般的なものは、PP、PE、PSです。
PETボトルなど、単一の材料を回収できた場合は、単一樹脂として再生原料になります。(PETボトルのページ参照) 廃プラとして混合状態で回収された場合は、手選別やプラスチックの比重差を利用して選別されます。選別後、破砕されて再び原料として利用される場合や、燃料として利用されます。
当社では、廃プラスチック排出事業者様に向けた廃プラ粉砕機・減容機をご提供しております。減容率と処理速度はお客さまのご要望に合わせてカスタマイズ可能です。そのため自社工場と自社内に設計部門を有しております。ご相談くださいませ。
廃プラスチックの粉砕機・破砕機・減容機
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