プラスチック・大型 成形品 破砕機 SC-700

プラスチック・大型成形品 破砕機

木材、建築廃材、車のバンパー、ポリタンク、発泡スチロール、農業用ビニールなど大きくてかさばるものを1/10から1/15程度にチップ化します。小型の破砕機で、ここまで細かく砕く、しかも機械の音が静かという特長は他に類を見ません。どこででも使用できます。また、当社は、お客様のニーズに応じて破砕機をカスタマイズいたします。破砕したいもの、処理能力、減容率、使用環境などご要望ください。



リサイクルのコストダウン


大きくてかさばるものをいかにローコストでリサイクルするかは、運搬・保管など回収ルートにおいて経費の割合の高いものをいかに安くするかという点につきます。その手段として、適所に最適な減容機を設置活用することが最善の策と考えます。



現在のリサイクルの課題
車のバンバー
現状、車のバンパーは、大半が3つか4つ程度に切断され、最終処分場へ持ち込まれています。しかし今後の課題として処分ではなく、リサイクルすべく努力をせねばなりません。



農業用ビニール
農業用ビニールは金属製の金具を取り外すのが大変で放置されていたり、フィルム素材は破砕できずに困っています。当社の破砕機ではお客様のご要望に応じ「ビニールを金属部品ごと破砕する」ことも、「フィルムの破砕」も可能です。



ペットボトル
ペットボトルは多少圧縮された状態で仕分け工場へと運搬されていきます。スチール缶、アルミ缶もリサイクルの際は大容量のまま運搬されているのが現状です。
”スチール缶アルミ缶”

回収時点で分別・粉砕して、大幅なコストダウン
バンパー粉砕

バンパーを粉砕してみます。

複雑な形状の粉砕

複雑な形状も破砕できます。

バンパー投入

投入口からバンパーを入れます。

バンパー粉砕

パキパキと静かに粉砕されます。

2軸の高精度刃物

2軸の高精度刃物に巻き込まれて粉砕されます。バンパー1本の粉砕時間は約30秒でした。

破砕片

破砕片です。たばことの大きさを比較してください。減容率は10から15分の1です。



プラスチック・大型 成形品 破砕機 SC-700 紹介動画







プラスチック・大型 成形品 破砕機の特長


1小さなスペースでも設置可能

破砕機
小さなスペースでも設置可能なコンパクトでシンプルな機械です。

リサイクルのコストダウンを目指し、「大きなものを小さなチップに」を合言葉に運搬・保管等の中間設備として種々さまざまな減容機、粉砕機を製造しています。


2独自二軸機構で静かな破砕機

独自二軸機構
音を聞いていただいても分かるように、破砕機としては驚くほど静かな機械です。刃物の設計に独自のノウハウがあり、二軸で低速回転による破砕を実現しています。
刃物のクリアランスは100分の2~5mmという精密加工ゆえの性能のため、フィルムのような素材も粉砕できます。


3高精度に加工された長寿命の刃物

自社工場で刃物を設計、機械加工、研磨を行っています。高精度に加工することで静かで、刃物の交換サイクルを減らし長寿命化することでメンテナンスコストも抑えています。

プラスチックは、プラスチックの素材のままリサイクルされることが最も理想的です。破砕機を回収ルートに置くことで1本あたりのリサイクルコストを大幅に下げることができます。



対象素材例


木材、建築廃材、車のバンパーやタイヤ、ポリタンク、ペットボトル、衣装ケース、発泡スチロール、農業用ビニール、塩ビ管など



プラスチック・大型 成形品 破砕機 製品仕様


機体寸法 1220 x 1320 x 1800 mm
重量 1700 kg
使用電力 200V ・ 5.5kW
最大切断 300 x 700 mm
処理能力 1時間 600kg
粉砕サイズ 20×50mm
音量(加工時) 約70db



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